南アルプス放牧豚


 当農場の放牧豚は生まれてから出荷まで太陽、土、水といった自然の恩恵を受けることができる外の放牧場で育ちます。
他の放牧豚は生後3か月から出荷までの3~4ヶ月間のみ放牧です。
より自然に近い形で育つ豚はストレスも少なく、豚本来が持っている生命力を引き出せるため、薬の使用を減らせます。
その結果、日本では例を見ない抗生物質投与ゼロを実現。
 一方肉質は全く硬くならず、豚特有の臭みもなく、硬くしまった真っ白な脂身は甘みとあっさり感を引きだしています。
農場で育った放牧豚は100%自前の加工場で製品にしているので、一頭ごと肉なるまでの生産履歴は明確です。

繁殖


ぶぅふぅうぅ農園では母豚も放牧です

お産が近くなると分娩舎の中の分娩枠へ

 

そこで母豚はお産をして30日までは朝晩のトイレも兼ねた運動以外は分娩枠の中で過ごします

 

 

 

産れて30日以上たった子豚は動きも機敏になるので親子一緒に放牧できる保育園へ



肥育


母乳で45日以上育ったあとは親豚とは離れて暮らします。これを離乳といいます。

離乳後は育成期、肥育期と段階を経て出荷となります。

 

 

  • 生後4ヶ月くらいまでは育成期

まだ完全には体ができていないので放牧場付きの育成舎で育ちます

通常ですとこの期間にエサに抗生物質を混ぜるのですが

外を走り回り長期哺乳で育った子豚は抗生物質なしでも大丈夫

 

 

 

  • 生後4ヶ月以降から出荷までは肥育期

ここからは簡易な豚舎のみの完全放牧です。

生後10日から外を飛び歩いている子たちは元気いっぱい

広い放牧場を自由に遊び歩きます